おはぎ

　２作品のネームとペン入れを同時に進行しているため、頭がごちゃついております。うおおお。普段は相当ゆるいスケジュールで漫画家活動をしているので、たまーにこういうことになるとテンパリまくってしまいます。息抜きにフラッと外に出れば、おはぎを６個ぐらい買っちゃったり（え？、ひとりで全部食うの……？！日持ちしないよ？）、リサイクル屋で無意味に食器棚を購入しそうになったり（カードが使えなかったので、買わずにすんだ）、わけのわからん行動をとりがちです……。とりあえずコラーゲン１００００飲んでがんばります。

黄昏は逢魔が刻

　夕方、道で若い女の人に声をかけられました。そのひとが、鬼太郎夜話にでてくる「がま令嬢」にあまりにもそっくりだったので、気になって立ち止まったら、「この辺に鳥居はありますか」と言うのです。「え？　と、鳥居ですか？」と聞き返すと、「そうです、立ってるやつです」と、がま令嬢。不審に思いつつも、近くの神社の場所を教えたら、がま令嬢は「ありがとうございます！」と一礼して、私が教えた方向とは真逆に向かって猛ダッシュで駆けていってしまいました……。黄昏時には不思議な人に出会うって、本当なんですね。

甘いラスクに御用心

　最近、パン屋さんで売っているラスクにハマっています。パン屋を見つける度に立ち寄って、ラスクのみを買うのです。何故かというと、たまたま近所の庶民派パン屋で買ったラスクの味が、ものすごく機械風味っていうか、ほとんど機械油味で、衝撃をうけたからです。ラスクショック！　それ以来、他のパン屋のラスクはどうなのか、と気になりだして、見つけ次第購入しているわけです。まあ、言うまでもなく、他に機械味のラスクを売るパン屋は一軒もなく、どこのものも大変おいしいんですけどね。サクサク感がたまりません。ラスクって、店によって形も味も全然違うんですね。毎回新たな味に出会うことができるので、買うのが楽しみです。ちなみに機械ラスクを売る店は、様々な大きさの食パンの切れ端を使用した、見た目豪快なもので、バター、ガーリック、バジルなど、いろんな種類の味付けがありました。食べると機械の味しかしないんですけどね……。

ほんとうはエルフ喫茶に行きたかった

　担当編集者さんと打ち合わせだったんですが、なぜか場所が中野ブロードウェイのメイド喫茶……。テーブルの上にネームを広げていたら、メイドさんに「わあ〜！　おねえさんが描いたんですかあ？　絵、上手〜！　同人活動がんばってくださいね[:ハート:]」と応援されてしまい、かなり動揺（え？　ど、同人？）。でも、かわいくてやさしいメイドさんのおかげで、担当さんの厳しいツッコミにも耐えることができました。そのあと、中野で一番イカした中華料理屋「金龍門」になだれこみ、しじみの醤油漬けをツマミに遅くまで飲んだくれ。編集のおごりで酒を飲みまくるという、商業誌作家の醍醐味を初めて体験し、ちょっと感動です。

確定申告しちゃった！

　確定申告にチャレンジしてみました。申告書作成会場のあまりの人出にびっくり。しかも時間が早かったせいか、ほとんどがお年寄り。税務署の人が席を常に巡回していて、解らないところを教えてくれるシステムになってるんですけど、みんなお年寄りにつきっきりで私の所まで来てはくれず……。適当に書いて出して来ちゃったけど、大丈夫かなあ。還付金がっぽりもらえるみたいなので、ウハウハです。ついつい財布の紐がゆるんでしまい、帰りに桜餅やカツ丼、どら焼き、メロンパンなどなど、訳の分からない食べ物を沢山買ってしまいました。日持ちしそうにないものばっかり、こんなに買ってどうするのやら……。