つくば慕情

　つくばに遊びに行ってきました。何故つくばかというと、私の友人Ｍちゃんが最近かかりつけの医者に憧れていて、彼の母校である筑波大医学部を見に行きたいと言いだしたから……。
　で、筑波大は、まあ大きな大学でよかったんですけど、わたしが個人的に面白かったのは牛久の大仏です。いやー、でっかいなあー。中に入るといきなり部屋が真っ暗になり、「ようこそ牛久大仏へ〜」とアナウンス、そして壁の一部が開いて奥へ……アトラクション度満点で、まるでホーンテッドマンションみたい。
　さらに赤や黄色にピカピカひかる仏様で飾られた小道をぬけると、展示場があって、大仏建立の様子を写真で見ることができます。つくりかけの大仏の手が荒野に転がってる写真とか、大仏の足指の股からいきおいよく飛び降りる工事現場のおじちゃんの写真などなど、シュールすぎるショットばかり。てっぺんには展望台があるんですが、窓がちいさすぎてよく見えません。「この景色のずっと先にはインドがあります」と書いてありましたが、だからどうしたって感じです。
　大仏の足下はお墓の分譲地になっていて、個人墓（一人用のお墓）とかも売られてるんですが、購入者に女の人の名前が多くて、ちょっとせつなくなりました。墓場の脇には小動物との憩いの広場もあって、うさぎやリスやヤギが愉快に暮らしています。ウサギ、かわいい〜。ニンジンを食べるとき、うっすら目をつぶるスキだらけの仕草にノックアウトです。ファンシーの権化……。暑さで参っているらしく、みんな平たくなって寝てました。リスはかなり凶暴でこわかったです。マジでとびかかってくる！
　帰りにつくばエクスプレス乗りました！　でも別にふつうの電車でした。